個人的にはAndroidとiOSの違いで一番大きいのはランチャーアプリを導入できるかどうかだと思っている
iOSだと変更できないような仕様もAndroidだとランチャーアプリというものを使うことで変更できてしまう
今回はそんなランチャーアプリのうちの一つ「Nova Launcher」を紹介していく
「Android ランチャーアプリ」などと調べると高確率で上位に食い込んでくるような
Androidランチャーアプリの大御所的存在である
語ることがあまりにも多いアプリなので少しずつ更新していく予定
ひとまず主要項目についてざっと解説する形にしている
インストール方法・価格について
名前のよく似た「Nova Launcher ホーム」と「Nova Launcher Prime」の2つをインストールする必要がある
まずは無料の「Nova Launcher ホーム」をインストールする
次にアプリの機能制限を解除するために有料の「Nova Launcher Prime」をインストールする(ほぼ必須)
前者の「Nova Launcher ホーム」をインストールするだけも使い始めることはできるが、
スマホランチャーとして使用する上で必須のアプリアイコンにアプリ通知を知らせるバッチをつける機能が後者の「Nova Launcher Prime」をインストールしないと使用できない
(開放される機能はこれだけではないが、少なくとも無料で使いたいなら他のランチャーアプリを検討すべきかも)
有料の「Nova Launcher Prime」は課金したことの証明書のようなアプリであって直接起動してどうこうするというようなアプリではない
インストールしておくだけでいいのでわざわざホーム画面に配置しておいたりする必要もない
価格に関しては元々ワンコインで買えるような価格だが、セール時には100円以下になるようなこともある
また一度購入すれば同一のGoogleアカウントを使い続ける限りは追加の費用は必要ないので良心的
初めにすること
下にスクロールしていくと「デフォルトのホームアプリの選択」という項目がある
タップしたら選択画面が現れるので「Nova Launcher」に変更する
先に変更しておかないとデフォルトのランチャーが起動していまって内容が反映されない
個人情報が気になる人は「高度な設定」から「エラーと使用状況の送信」をオフにしておく
各種項目
画面下部に設定とスタイルという2つのボタンがあり、
設定では各種カスタマイズを、スタイルでは色の変更が行える
設定項目は大きく分けて
デスクトップ
アプリとウィジェットドロワー
フォルダ
検索
カード
外観と操作感
ジェスチャーと入力
統合
未読数カウント
バックアップと復元
という項目が用意されている
以下では各種項目について主要機能について紹介していく
できることが多いためかなり分量が多くなってしまっているが、アプリを触っていくうちに分かってくると思う
デスクトップ
デスクトップの見た目や挙動をカスタマイズする項目
ホーム画面のドック(画面下部にアプリを配置できる場所)以外の場所のこと
自分好みの見た目に整えるためにはこの項目を弄る必要が出てくる
<レイアウト>
「アイコンの大きさ」でアイコンサイズを変更できる
「ラベル」をオンにすることでアプリ名を表示できる
文字サイズやフォントも指定できる
オフにするとスッキリさせられる
「デスクトップのグリッド数」では縦横のグリッド数を変更できる
増やすことで一画面に配置できるアイコン・ウィジェットを増やすことができる
「ドック」をタップするとドックのカスタマイズ画面に移行する
「有効化」をオンにするとデスクトップ画面とは別に一列だけアイコンを配置出来るようになる
「デスクトップのサイズに合わせる」にチェックを入れることでデスクトップ画面とアイコンサイズを揃えられる
「ドックアイコン」から行数を変更できる デスクトップの行数と揃えると良いかも
「ドックのページ数」でドック画面を増やすことができる
「ループスクロールを有効にする」をオンにするとドックが端に至ったときに最初のページに戻るようになる
「高度な設定」を開くと更にカスタマイズ要素を追加することができ
「位置を記憶する」にチェックを入れるとアプリを開いてホーム画面に戻ってきた時に同じ画面を表示させる
前の画面に戻って説明を続ける
<検索>
「検索バーの位置」では純正ランチャーでは変更できないカスタマイズが可能
なし、ウィジェット、ドック(アイコンの上)、ドック(アイコンの下)、持続
検索バーをどう配置するかを変更できる
<スクロール>
複数個デスクトップがある時に左右にスワイプして他ページに移動する際の挙動に関して変更できる
1つのデスクトップで済ませているので僕は活用していない
<新しいアプリ>
「ショートカットを自動で追加」をオンにしておくと新たにアプリを入れた時にホーム画面に自動で追加される
<高度な設定>
「リサイズ時の重なりを許可する」「重ねた配置を許可する」を両方オンにするとウィジェットの自由度が増すのでおすすめ
アプリとウィジェットドロワー
アプリドロワーはインストール済みのアプリを一覧で見られる機能となっている
「デスクトップのサイズに合わせる」にチェックを入れることでデスクトップでの設定が適応される
「アプリドロワーのスタイル」は縦向き、リスト、横向きから選択できる
縦向きはグリッド表示&縦スクロール
リストはリスト表示&縦スクロール
横向きはグリッド表示&横スクロール
「アプリドロワーを開く」でスワイプかアイコンタップのどちらで開くかを変更できる
レイアウトではアイコンドロワーのデザインを変更することができる
スタイル、グリッド、アイコン、背景色など色々変更することができるが、僕自身そこまで注力した項目ではないのそこまで詳しい説明はなくて良いかなと思っている
<高度な設定>
「自動的に閉じる」にチェックを入れるとアプリ起動時にドロワーが自動的に閉じるようになる
フォルダ
アプリを複数個グループ化するとファルダが自動的に生成される
そのフォルダに関する見た目を変更することができる
「デスクトップのサイズに合わせる」にチェックを入れておかないとアイコンとフォルダのサイズが違って統一感が出ないかも
「モード」はウィンドウ・没入型があるが、よくあるフォルダの開き方はウィンドウ
没入型にするとフォルダ内のアプリが全画面で表示される(ちょっと変わった表示法)
背景色ではアプリ裏の色を変更でき、「透明度」は数値を上げると背景色がより透過されるようになって背後の壁紙やアイコンなどが透けて見える様になる
数値を上げすぎるとフォルダ内のアプリと後ろの背景が被って見にくいので低めにしておくのが良いだろう
<フォルダアイコンの外観>
ホーム画面上のフォルダの見た目を変更できる
「アイコンレイアウト」「背景の模様」が変更できるがこれは完全に人の好みだと思うので思うように設定してもらえたらと思う
検索
検索フォームの見た目や機能などを変更することができる
検索バーにはデスクトップ画面で表示される「デスクトップの検索バー」と
ドロワー画面で表示される「ドロワーの検索バー」の2つ存在するので少しややこしい
カード
アップデートで追加された項目だけど使い勝手が微妙なので使っていない
外観と操作感
<アイコンスタイル>
「アイコンテーマ」からテーマを指定することができる(事前インストールが必要)
「自動生成」にチェックを入れておくとテーマが対応していないアプリでも自動的にテイスト似合うようなアイコンに変更してくれる
「アダプティブアイコン」ではアイコンの形を変更できる
<ポップアップメニューのスタイル>
ホーム画面やアプリドロワーでアプリやフォルダ等を長押ししたときに出現するメニューを変更することができる
下の項目にチェックを入れることで項目を増やすことができる
普通なら少し手間がかかる、アンインストールや再起動を手軽に行える様になる
ジェスチャーと入力
この項目ではホーム画面で特定の操作に何らかの機能を割り当てることができる
割り当てたい操作方法をタップするとNOVA、アプリ、ショートカットの項目が出現する
NOVAはNova Launcher特有の操作を行う
アプリでは選択したアプリの起動を行う
ショートカットではアプリごとに用意されたショートカットを起動することができる
「上へスワイプ」にカメラアプリを割り当て使っている
統合
アプリによってはNova Launcherと連携させることができる
また有料アプリのSeame Shortcutsをインストールすることで検索機能を強化することもできる
未読数カウント
「未読数カウント」をオンにして使用する
「スタイルを選択」では一般的で馴染み深い数値ドットに加えて、ダイナミックバッジ、ドットといった選択肢も用意されている
また位置、サイズ、色、形などを細かく自分好みに変更できる
スタイル
ここでは外見を変更することができる
あらゆる項目ごとに色が変更できるのでお好みで
他にも知っておきたい事
ホーム画面上のアプリ・ショートカット・フォルダーを長押しして「編集」をタップすることでアイコン、表示名、スワイプでの挙動を変更する事ができる
上にスワイプでアプリを起動できるようにする機能は多用している
(「上にスワイプ」→「アプリ」から好きなアプリを選ぶ)
最後に
今回は長らく愛用しているNova Luncherというアプリについて紹介した
純正ランチャーアプリでは設定することのできないありとあらゆる細かいカスタマイズを可能にしてくれる
有料とはいえこれだけのことができてワンコインの買い切りというのはあまりにも安すぎる