動画をワンタップで倍速に｜Video Speed Controller

Youtubeを始め、現代社会は様々な動画で溢れている

そのため、動画を倍速再生で見ているという人も多いのではないだろうか

通常、動画再生速度を変更する場合には

ビデオプレイヤーの歯車ボタンを押したりして再生速度を変更するといった手間が発生する

これを使うと手軽にキー操作で再生速度を変更できる

視聴時間の短縮や効率的な学習につながるかもしれない

当然そんなに高尚な目的のためではなく、大量の娯楽を消化する目的でも使える

まずは導入

今回用いるのは「Video Speed Controller」という拡張機能

この拡張機能を導入することで好きなキー入力で動画の速度を変更することができる

日本語対応されておらず設定画面は英語だが、そこまでややこしい操作は必要ないので大した問題ではないだろう

（英語に嫌悪感を覚えてしまうのは気持ちの問題、英語が大の苦手な僕でもできるくらいだからなんとかなるはずだ）

それでは早速、使い方に入りたいと思う

まずは、Chrome ウェブストアから「Video Speed Controller」の拡張機能をインストールする

「Chromeに追加」をクリックすることでインストールできる

（一応、Safari版にもあるみたいだ　Macユーザーじゃないから余計なことは言えないが）

拡張機能アイコンをクリックしてから「Video Speed Controller」をクリック

するとアイコンと共にポップアップ表示が現れる

一番上の文字が「Disable」になっていたら拡張機能が働くようになる

クリックすると「Enable」になって拡張機能を止めることができる

下準備はこれだけ

次にブラウザでYoutubeなどを開いて見てほしい

動画の左上に数字が表示されていると思う

この数字の部分にマウスを持っていくと記号の書かれたコントローラーが出現する

このバーの「＋」や「ー」をクリックすることによって動画の再生速度を変更でき

「<<」「>>」をクリックすることで動画を巻き戻したり、先送りしたりできる

ただ、マウスでクリックするのではなく、キーを入力することでも操作できる

デフォルトでは

でも、ZとXは矢印キーで代替できるからそこまで使う機会のない機能かも

60％キーボードの向けとか？

カスタマイズ方法

設定項目から、先程のキーを違うものに変更したり

再生速度の変更幅を変えたりすることが出来る

拡張機能アイコン、「Video Speed Controller」の順にクリックして

次は上から２番目の「Settings」をクリック

「Shortcuts」と「Other」の項目に分けて説明する

英語が苦手だと鳥肌ものだが、詳しめに説明していくので

照らし合わせながらやってもらえたらと思う

Shortcuts

ここで先程説明した基本的なキーの変更したり、数値を変更することが出来る

「Shortcuts」の項目では操作キーの割当を変更したり、数値を変更することが出来る

では、英語で書かれている項目を説明していく

Show/hide controller：コントローラーの表示・非表示を切り替える

デフォルトでは「Ｖ」を押すことでコントローラーが見えなくなる

動画に集中したいときにコントローラーが邪魔だと思ったときに使う

Decrease speed：再生速度の上昇

Increase speed：再生速度の低下

数字を変更することで再生速度の変更幅を変更できる

Rewind：時間を巻き戻す

Advance：時間を進める

数字を変更することで時間移動の幅を変更できる

Reset speed：再生速度を１に戻す

Preferred speed：再生速度を特定速度に変更

数字を変更することで再生速度を変更出来る

キーを変更したい場合は「Ｖ」や「Ｓ」などと書かれている部分を選択してから変更したいキーを押す

数字を変更したい場合は数字を選択してから数字を入力する

また「Add New」を選択すると新しくキーショートカットを追加できる

変更を加えたら一番下の「Save」を押すのを忘れず

Other

次は後半の「Other」の項目を説明していく

ここの項目は英語を読んでも何のことか分かりにくいので詳しめに

Enable：拡張機能のオンオフの切り替え

チェックの入ったままでOK

Hide controller by default：コントローラーをデフォルトで見えないようにするか

英文通りのそのままの意味

チェックをつけると動画の左端にコントローラーが表示されなくなる

Remember playback speed：再生速度を記憶する

チェックを入れるとサイトを再読み込みしたときに通常速度に戻らなくなる

Force last saved speed Useful for video players that override the speeds set by VideoSpeed：別動画に移動した時に、速度を引き継ぐかどうか

チェックを入れるとYoutubeなどで違う動画を再生したときにも再生速度が引き継がれる

デフォルトだと違う動画を再生すると等倍速に戻ってしまう

通常速度で見ることが多い人はオフのままにしておくことをおすすめする

Work on audio：オーディオに関しても拡張機能を作用させるかどうか

動画だけでなく音声ファイルに対しても倍速を適応できる

Webサイトに埋め込まれている音声ファイルを聞くときに倍速になってしまうので

基本的にはオフでいいんじゃないかな

Controller opacity：コントローラーの不透明度

数値を下げるとコントローラーがより透明になり、上げるとより見やすくなる

Sites on which extension is disabled(one per line)：拡張機能が効かないようにするWebサイトを設定する

特定のサイトで拡張機能を働かせないようにする

例えば「https://www.netflix.com/」と加えるとNetflixで拡張機能が働かなくなる

倍速再生にしたくないサイトがあれば加えてみてもいいかもしれない

繰り返しにはなるが、変更を加えたら一番下の「Save」を押すのを忘れずに

カスタマイズ例

僕がどのような設定にして使っているかを具体例という形で載せておく

使い方としては動画の再生速度を

通常、ちょっと速い、かなり速いの三段階で変更するという使い方をしている

機能の追加は「Add New」をクリックしてから「Preferred speed」を選択して行う

又、使わない機能（再生速度の変更・時間の変更）の数値を０にすることで

キー操作を無効にしている

他の拡張機能との兼ね合いでデフォルトのキーでは干渉してしまうので

使うキーを変更している

何倍速か分かりやすいように「Controller opacity」の数値を高く変更して現在は使用している

注意点

一番大きな欠点としては音声の質が低下することだろう

倍速再生をするとどうしても雑音が際立って聞こえたり、話者の声が速くなり、聞き取りにくくなる場合がある

そのため自分にとって最適な速度を見つける必要がある

拡張機能が作動していない気がする

一度ブラウザを再読み込みすると拡張機能が機能するようになるかもしれない

「↻」マークを押してみたり、「Ctrl」と「R」の同時押しで可能だ

最後に

今回は「Video Speed Controller」という拡張機能を紹介した

Youtubeを始めとして様々な動画にあふれているため見たい動画を上げればきりがないが、

少しでも効率的に動画を見ていくのに少しでも役に立つと幸いだ

こんなことを言っているが、個人的には娯楽の消化用というのが主な使用法となってしまっている

（アニメを見始めると止められないだよなあ）