iPadの良さは大画面で動画鑑賞から資料作成までこなせる万能性だとは思うのだが、
言い換えると娯楽と仕事や勉強などの垣根が低いということでもある
せっかく勉強しようと思い立ってもついついYoutubeを見てしまうといったことも珍しくない
今回はiPadを状況に応じて使い分けるTipsについて紹介したい
その名も集中モードという機能である
集中したいときに通知をオフにしたり、特定のアプリを開いたときに消音モードを解除したりすることが可能
集中モードの作成方法
設定アプリを開いて「集中モード」と進むと
集中したいときにiPadに特定の制限等を課すという設定を行うことができる
デフォルトでは「おやすみモード」「パーソナル」「仕事」の3つが存在する
これをいじっていってもいいのだが、応用が効くように今回は新しくモードを追加する
右上の「+」→「カスタム」→名前・色・アイコンを選択して「次へ」→「集中モードをカスタマイズ」の順で進むと追加できる
カスタマイズ要素は大きく分けて「通知を消音」「画面をカスタマイズ」「スケジュールを設定」「集中モードフィルタ」の4つの項目に分けられる
次の項目からこれらの要素について分けて説明していく
これによって適切なタイミングでモードを切り替えたり、切り替えたときの挙動を定めることができる
ここからはカスタマイズ要素があるのでこれから説明していく
「集中モード」項目の「デバイス間で共有」をオンにするとすべてのデバイスでモードが共有される
Apple製品をiPadしか使用していない僕には関係のない話ではあるが
通知をカスタマイズ
その名の通り集中モード起動時の通知を制限することができる
一番上にある項目で「連絡先」「アプリ」の2つある
特定の人・アプリからの通知のみを許可し、その他のアプリからの通知を切ること可能で通知で妨げられないようにすることができる
連絡先・アプリ共にタップすると
「通知を知らせない」「通知を許可」という項目と「
」ボタンが現れる「が行え、 」で要素の追加
「通知を知らせない」にすると追加した要素は通知されないようになる
「通知を許可」にすると追加した要素のみ通知され、その他の通知は来なくなる
画面をカスタマイズ
集中モード起動時のロック画面とホーム画面を設定することができる
特定の時間や場所では異なる作業をしたいと思ったときに重宝する項目
ホーム画面ページは既存の画面を選択することしかできない
そのためそのまま使ってしまうと画面切り替えというよりは表示画面の制限がかかるだけのような挙動となる
それを防ぐためには通常モードでホーム画面を複数作成したうえで
ホーム画面上で長押し→画面下部の「・」が横並びになっているマークをタップ→表示させたい画面以外のチェックを外す
という操作を行うことでチェックを外した画面は表示されなくなる
ただし、消去したわけではないので集中モードのホーム画面に設定できる
個人的には一日の終わりに近づく夜にTodoリストのウィジェット表示内容を今日から明日の内容に切り替えるという使い方をしていた
スケジュールを設定
「スケジュールを追加」から「時刻、場所、App、スマートアクチベーション」が選択できる
「時刻」では特定の時間に
「場所」では特定の場所で
「App」では特定のアプリを起動したときに
「スマートアクティベーション」では端末側が自動的に判断して切り替えてくれるらしい
集中モードフィルタ
アプリフィルタとシステムフィルタが用意されている
システムフィルタにはダークモード、省電力モード、消音モードがある
説明文を読めば使い方はわかるものばかりだと思うし、そこまで項目数も無いためお好みで
実際の使用例
ここからは使い方をいくつか紹介していきたい
完全に僕個人の使い方になってしまうで役に立つかは分からないが
気が向いた時に更新しているかもしれない
音ゲーで消音になると困る
最近音ゲーなるものを始めてみたのだが、このときに困るのが通知が来てしまうこと
これを解消するために集中モードを使っている
通知を許可の「アプリ」→「通知を許可」を選択し、すべてのアプリを消去する
スケジュールを設定
「スケジュールを追加」→「アプリ」でアプリを選択する
集中モードフィルタ
「フィルタを追加」→「消音モード」→消音モードをオフ→「追加」
夜は邪念を払いたい
次にもう少しカスタマイズして使ってみたいと思う
特定の条件下でホーム画面を自動的に切り替わるようにしてみたい
具体例として22:00にホーム画面を変化させてみる
カスタムの集中モードを作成したら
「画面をカスタマイズ」で右側を「選択」してからページをタップして「完了」を押す
作成した集中モードを起動すると
先ほど作成したホーム画面に切り替わるので適宜好きなように編集していく
+α)アプリの制限
どうしても自分の意志だけでは遊ぶことをやめられない
自然とYoutubeを見てしまっていたり、ゲームを周回してしまっていたりする
そういった時間つぶしとも言える行為を防止するための方法を紹介する
設定アプリから
「スクリーンタイム」の「使用の制限」という欄にある項目を変更していく
「休止時間」では使用できるアプリを制限する時間を設定することができる
「スケジュール」をオンにして日時を指定していく
「アプリ使用時間の制限」では休止時間とは関係なく特定のアプリに一日あたりの使用上限を設定することができる
「制限を追加」からアプリを追加できる
アプリごとに設定することができるので使う時間を減らしたいと思っているアプリに対して行うと良いだろう
「常に許可」では休止時間中での使用できるアプリを設定することができる
アプリ左側の「+」をタップすることで追加でき「-」をタップすることで削除できる
この方法を使ったとしても結局は自分の判断に委ねられる
自分で設定を緩和することも可能だし、アプリを絶対に使えなくなる訳では無い
どうしてもやめたいのであればアプリをアンインストールするか物理的に端末から距離を置くといった方法を取るしか無いだろう
最後に
通知をオフにしてホーム画面を変更するという手動でやると割と面倒な操作を一発でできてしまう
説明だけだとそこまでの魅力を感じないかもしれないが、実際に使ってみると案外気にいるかも知れない
集中モードとは名ばかりで集中する以外の用途にも十二分に活躍してくれる機能だ
今回の記事で少しでも気になったなら試してみてはどうだろうか
この記事は今後修正加筆していく予定